エイジングケア アドバイザーの松本アンナです!
一般的に、顔にできた茶色っぽい部分の事をシミと呼ばれていますね。
しかし、厳密にいえばシミは、一つではないんです。
シミには、いくつか種類があることを知っていますか?
そして、シミの種類によって、しみが出来る原因やお手入れ方法も変わってくるので、予防対策が違ってきます。
全部のシミに美白化粧品がしみケアにいいとは限らないのです。
それでは、エイジングケアに欠かせない、お肌のシミについて徹底解説していきたいと思います。
シミの種類
では、簡単にシミの種類や特徴をご説明します。
シミの種類
- 老人性色素班(ロウジンセイシキソハン)
- 肝斑(カンパン)
- 脂漏性色素販(シロウセイシキソハン)
- 雀卵斑/そばかす(ジャクランハン)
- 炎症後色素沈着(エンショウセイシキソチンチャク)
美白化粧品でケアができるシミとできないシミ
美白化粧品を使えば、しみは消えると思っている人が多いですが、実は、そうではありません。
シミの種類によって、美白成分でのケアがオススメなシミとオススメしないシミがあるので注意しましょう。
美白化粧品でのケアがオススメなシミ
- 老人性色素班(沈着してしまうと、美白化粧品では、消すことができない事が多いです)
- 肝斑
- 炎症性色素沈着
- 雀卵斑
美白化粧品でのケアがオススメしないシミ
- 脂漏性色素班
美白化粧品では、難しいシミは、他の方法でお手入をする必要があります。
それでは、シミの種類と特徴についてご説明します。
老人性色素班の予防対策
老人性色素班とは、日焼けの積み重ねでできてしまったシミの事です。
紫外線の影響でよくできるシミの種類は、この老人性色素班です。
1回の日焼けでできたというよりは、日焼けの積み重ねによって、できたシミの事を言います。
ホホ骨の高い位置から出来る人が多く、丸みのある色素班であることが多いようです。
薄い茶色からだんだん濃くなっていくのが特徴です。
長い月日が経つと脂漏性角化症(イボのようなシミ)に発展することもあります。
- 日焼け止めやファンデーションを塗っていない。
- かなりの日焼けを繰り返している。
- 1センチくらいのシミが出来ている。
- 指で触ると少し盛り上がっているシミがある。
老人性色素班の予防対策としてですが、定着してしまったシミは、美白化粧品でのお手入れでは、難しくなります。
外出する時は、UV ケアをして紫外線を防ぐ様にして下さい。
紫外線を避けるようにしましょう。
炎症後色素沈着の予防対策
炎症後色素沈着は、にきびや傷の後、間違ったスキンケアから出来てしまったシミの事です。
ホホから顎にかけて出来たにきびや傷は、炎症性色素沈着を起こしやすいです。
さらに、その上から日焼けをしたら、沈着しやすいので注意です。
蚊などに刺された後も沈着しやすいです。
化粧水を付ける時やメイクを落とす時にコットンでお肌を「ごしごし」と強くこすってたりすると炎症を起こして、シミができてしまうことがあります。
- ニキビがある。
- 傷がある。
- 蚊などに刺される。
- コットンなどで、肌をごしごしと強くこする。
- お肌に合っていない化粧品を使い続けている。
炎症後色素沈着の予防対策は、お肌に炎症を起こすような行為は、やめる事です。
お肌をこするようなメイク落としなども出来るだけ控えた方がいいでしょう。
にきびや傷跡、虫刺されなどがある場合は、患部紫外線が当たらないように、パウダーを付けたり、ガーゼのようなもので紫外線を防ぐようなことをして下さい。
美白化粧品などでのケアもできます。
肝斑の予防対策
肝斑というシミは、紫外線からではなく、女性ホルモンの乱れから出来たシミの事を言います。
ホルモンの乱れやすい、30代から40代位から出来始めることが多いです。
ホホ骨あたりで、左右対称にできる事が多いです。
丸かったり点々やイボのようなシミではなく、広範囲で出来ているシミです。
たまに鼻の下や額にできる人もいます。
ホルモンの乱れでできるシミなので、妊娠中の人や更年期、ピルを飲んでいる人にできやすいシミです。
- 30代後半から50代頃に急にできてしまった。
- ホホ骨の高い位置に急にシミができた。
- 太いハケでぬったように大きなシミがある。
- ストレスを感じることが多い。
- 生理前に濃くなったりする。
肝斑は、女性ホルモンの乱れで出来てしまうシミなので、予防対策としては、女性ホルモンを整えるよう、睡眠をしっかりととり、バランスの取れた食事をして、規則正しい生活をする事です。
また、紫外線で肝斑が濃くなってしまうことがあるので、日焼け止めをしっかりとしましょう。
ストレスをなくす工夫をしてホルモンの乱れをカバーして下さい。
美白化粧品などでのケアもできます。
脂漏性角化症の予防対策
脂漏性角化症は、シミからさらに、イボのように盛り上がっているのが特徴です。
紫外線や加齢によって出来てしまったシミの事です。
よく手の甲などにポツポツと出来てしまったしみは、この脂漏性角化症です。
- イボのように盛り上がっているシミ。
- 白い物もあるがだいたい茶色か黒色で2ミリから2,3センチ位のしみ。
- 表面がポツポツとしている。
脂漏性角化症の予防対策ですが、常日頃から紫外線対策(UV対策)を徹底的にしましょう。
皮膚の構造そのものが変わってしまっているので、美白化粧品は、ほとんど意味がないかもしれません。
雀卵斑(そばかす)の予防対策
雀卵斑は、そばかすの事で、10代でできる事が多いです。
遺伝的なものが多いと言われています。
10代の頃から出来始めて、鼻を中心に小さいシミが点々と出来ているのが特徴です。
色白の人に多い傾向があり、丸い形をしていません。
- 10代頃から出来始めた。
- 鼻を中心に小さいシミが点々と出来ています。
- 色白な人にできやすい。
- 形は、三角や四角い形をしている。
雀卵斑は、遺伝的なものなので、予防対策は、ありませんが、もし、そばかすが出来てしまったら、速めに紫外線防止対策をして下さい。
UV ケアなどで、日に当たって、そばかすが濃くなるのを防ぎましょう。
美白化粧品などでのケアでは、あまり効果が薄いと言われています。
シミを隠すためにコンシーラー
しみが出来てしまったら、とても気になりますよね。
出来てしまったしみは、そう簡単には、消せません。
簡単に消えないのであれば、シミを隠すという方法もあります。
メイクのテクニックで、しみをできるだけ目立たなくする方法を教えるので試してみて下さい。
カバー力の高い固形のコンシーラーで隠す
コンシーラーは、固形の物の方がカバー力があります。
カバー力のある固形で硬めのコンシーラーをシミの部分に少しのせて指の腹で、ポンポンとなじませます。
点々と出来てしまったシミは、ブラシなどを使うといいです。
あなたのお肌の色に近い色を選びましょう。
もし、シミが濃くなっている場合は、薄い色のコンシーラーよりは、お肌より少し濃い目の色を選ぶといいです。
コンシーラーの後は、ファンデーションーをつける
コンシーラーだけだと、塗った後、ベタベタして、せっかく塗ったコンシーラーが落ちやすくなるので、ファンデーションやパウダーなどで綺麗に仕上げましょう。
まとめ
シミについて徹底解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
シミと言っても種類があり、シミの種類によって、美白化粧品でケアができるしみと美白化粧品をオススメできないしみがありましたね。
まずは、あなたのシミの種類が分かった上でのお手入をしましょう。
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